アートセラピー資格は、絵を描くなどの創作活動を通じて心をケアする「アートセラピー」を体系的に学ぶための民間資格である。決まった試験日に会場へ行く必要はなく、オンラインで学習から受験まで完結できるのが特徴だ。本記事で扱うのは、内閣府認証の特定非営利活動法人 日本統合医学協会が認定するアートセラピー資格である。

アートセラピー資格の概要

アートセラピーとは、主に欧米の精神医療のなかで研究されてきた心理療法である。絵などの創作という非言語的な表現を通じて感情を表し、心の不調をケアする。治療の場面だけでなく、健康な人の自己理解や自己成長にも活用される。

日本統合医学協会が認定するアートセラピー資格は、級区分のない単一資格である。1級・2級のような等級はなく、協会のアートセラピー資格取得講座(eラーニング)を受講し、オンライン試験に合格すると協会が資格を認定する流れになる。

学ぶ内容は、アートセラピーの基礎と効果、描いた風景から心理を読み解く「風景構成画法」、キャラクターの持つ意味、そして実例集で構成される。描かれたものを解釈する技法を中心に学ぶのがこの講座の柱だ。

なお、アートセラピー系の資格は統一資格が存在せず、複数の機関がそれぞれ民間資格を発行している。日本統合医学協会の資格は、その一つという位置づけになる。国家資格ではない点は押さえておきたい。

メリット・デメリット

メリットは、学習から受験までオンラインで完結し、自分の生活に合わせて進められる点にある。決まった試験日はなく、受講期間内であればいつでもオンラインで受験できる。会場へ足を運ぶ必要がない。

もう一つのメリットは、心理療法としてのアートセラピーの基礎を、教材と解説動画、確認テストを通じて段階的に学べる点だ。専門用語に不慣れでも、動画とテストを組み合わせて理解を確かめながら進められる。

デメリットは、級区分がない単一資格のため、上位級へ段階的にステップアップする構造がないことだ。さらに、合格基準や合格率は公式に公表されていないため、事前に難易度を数値で把握しにくい。難易度の目安は公式サイトで確認してほしい。

資格取得後の維持にかかる費用(年会費など)についても、金額は公式ページで確認できなかった。継続コストが気になる場合は、申し込み前に公式サイトで確認しておくとよい。

料金・期間

講座料金は、日本統合医学協会の公式ページで通常価格 税込43,560円と案内されている。この料金には教材(テキスト)、eラーニング講座(解説動画・確認テスト)、資格申請料、消費税が含まれる。受験にあたって別途まとまった受験料を用意する構成ではなく、講座料金に資格申請料が含まれている点はわかりやすい。

学習期間の目安は最大3ヶ月間で、受講期間2ヶ月に試験期間1ヶ月を加えた設定になっている。短期間で取得を目指せるのが、オンライン完結型のこの講座の持ち味だ。

ただし、キャンペーン価格や割引の有無、再試験時にかかる手数料、資格維持のための年会費といった費用は、案内の内容が情報源によって異なったり公式に明記されていなかったりする。最新の料金と追加費用の条件は、申し込みページで必ず確認してほしい。

向いている人

次のような人に向いている。

  • 自分や家族のために、心のケアやセルフケアに役立つ学びをしたい人
  • 心理療法としてのアートセラピーの基礎を、仕事や日常に活かしたい人
  • 通学の時間が取りにくく、オンラインで学習から受験まで完結させたい人
  • 決まった試験日に縛られず、自分のペースで資格取得を目指したい人

反対に、体系的な等級を段階的に積み上げたい人や、国家資格を求める人には、この資格は目的と合わない可能性がある。

申し込み

アートセラピー資格を目指すなら、日本統合医学協会の「アートセラピー資格取得講座」から始めるのが分かりやすい。教材・解説動画・確認テスト・資格申請料が講座料金に含まれ、学習から受験までオンラインで完結するため、通学の負担なく取得を目指せる。最新の料金や特典、受講期間の詳細は、下記の申し込みページで確認してほしい。