概要

アスリート食生活マイスターは、特定非営利活動法人日本統合医学協会が認定する民間資格である。協会が提供する「アスリート栄養学講座」を受講し、講座内で行われるオンライン試験に合格すると取得できる。級による段階分けはなく、単一の資格として完結している。

講座は東洋医学の考え方を取り入れた伝統的な健康食を土台に、スポーツ栄養学の基礎と応用を組み合わせた内容で、食品に含まれる栄養素が体内でどう働くかを学ぶ構成になっている。学習はすべてオンラインで完結し、教材とeラーニングを使って自分のペースで進められる。受講期間は最大3か月で、その間であればいつでも試験を受けられる。

メリット・デメリット

カリキュラムが実践的な場面別に組まれている 学習内容は、スポーツ栄養の基礎、五大栄養素と食品の知識、献立の考え方、疲労回復・筋力アップ・故障予防・夏バテ予防・貧血予防・メンタルケア・試合前後・増量減量といった目的別の食事の摂り方、ジュニア期から成人期までの年代別の食事管理、アスリート食のレシピという6つの単元で構成されている。栄養の理論だけでなく、練習前後や試合前後といった具体的な場面に合わせた食事指導の知識を身につけられる点が特徴だ。

オンライン完結で学習の自由度が高い 教材が届いたあとはeラーニング講座で学習し、確認テストを経てオンライン試験を受ける流れで、通学の必要がない。1日30分程度の学習を目安に、最大3か月の受講期間内で自分のペースで進められる。

合格基準・合格率が公表されていない 試験の合格基準や合格率は公式サイトに記載がなく、難易度の見通しが立てにくい。申し込み前にどの程度の学習量が必要かを判断する材料が少ない点はデメリットといえる。

知名度の高い競合資格と比べると認知度は高くない スポーツ栄養・アスリート食の分野には、級構成を持つ大手の資格が複数存在する。それらと比べると、アスリート食生活マイスターは単一資格でシンプルに完結する一方、資格そのものの知名度は高くない。取得後にどう活かすかは、資格名よりも学んだ内容を重視して考える必要がある。

料金・期間

受講料は公式サイトの表示で、一般受講料が39,600円(税込43,560円)、モニター価格が19,800円(税込21,780円)となっている。受講料には教材費・資格申請料・消費税が含まれる。価格は変動する可能性があるため、申し込み時は公式サイトの最新表示を確認してほしい。

受講期間を延長する場合や再受験を申請する場合は、5,500円(税込)の申請料が別途かかる。標準の学習期間は最大3か月で、1日30分程度の学習を目安に1〜3か月ほどで修了できる想定になっている。

資格取得後は協会への入会が必要で、初年度の年会費は免除される。2年目以降の年会費については公式サイトで確認してほしい。

向いている人

病院や福祉施設、学校、料理教室など、健康や食に関わる仕事をしている人には、指導の幅を広げる知識として活用できる。アスリートのサポートやスポーツ・ダンス指導に携わっている人にとっても、栄養面から選手を支える視点が加わる。

成長期の子どもの食事管理や食習慣について学びたい保護者、自身のパフォーマンス向上のためにアスリート食の知識を身につけたいアスリート本人にも向いている。理学療法士など医療専門職が、患者やクライアントへの栄養指導に活かす目的で受講する例もある。

申し込み

アスリート食生活マイスターの資格取得を目指すなら、日本統合医学協会の「アスリート栄養学講座」がその選択肢になる。受講料に教材費・資格申請料・消費税が含まれており、オンラインで完結するため通学の手間がかからない。モニター価格が適用されれば19,800円(税込21,780円)から受講を始められる。