1. 概要
「食生活長寿アドバイザー」は、特定非営利活動法人(内閣府認証NPO法人)日本統合医学協会が独自に認定する民間資格である。同協会は2000年設立で、東京・大阪に拠点を置く。国家資格や公的資格ではなく、協会が発行する資格であることは踏まえておきたい。
講座で扱うのは、100歳まで健康に生きる人々を指す「センテナリアン」の食習慣を軸にした栄養学だ。五大栄養素の働きや消化・吸収の仕組みといった基礎理論に加えて、野菜・きのこ・発酵食品の活用法(フードケアメソッド)、献立作成や買い物のコツ、季節ごとの4週間分の献立例まで、実生活で使える内容を一気通貫で学ぶ構成になっている。
受講・試験はオンラインで完結し、決まった試験日程はない。標準の学習期間である最大3ヶ月間のうちであれば、好きなタイミングでオンライン試験を受けられる。級構成はなく単一の資格で、合格すればそのまま「食生活長寿アドバイザー」を名乗れる。なお、合格基準や合格率は公式サイトで公表されておらず、この点は公式サイトで確認してほしい。
2. メリット・デメリット
メリット
- オンライン完結で学習ペースを自分で決められる。決まった試験日程がなく、受講期間中いつでもオンライン試験を受けられるため、仕事や家事の合間でも進めやすい。
- カリキュラムが実践寄り。栄養素や消化吸収の仕組みという基礎理論だけでなく、献立作成・買い物のコツ・季節ごとの4週間献立例まで扱うため、学んだ内容をその日の食卓にすぐ反映しやすい。
- 受講料に教材費・資格申請料・消費税がまとめて含まれており、別途受験料を用意する必要がない。
デメリット
- 民間資格であり、国家資格や公的資格ではない。取得後にどう評価されるかは勤務先や活用場面によって異なるため、期待値の調整が必要になる。
- 標準学習期間は最大3ヶ月間と区切られており、期間内に修了できない場合は1期(3ヶ月)あたり5,500円(税込)の延長費用が発生する。自己管理が求められる。
- 資格取得後も協会の個人会員登録が必要になる。初年度の年会費は免除されるが、2年目以降は年会費(7,000円、不課税)がかかり、受講料だけで資格を維持できるわけではない。
3. 料金・期間
- 一般受講料: 39,600円(税込43,560円)
- モニター受講料: 19,800円(税込21,780円)。受講後のレポートやアンケートの提出などが条件になる。提出物の詳しい条件は公式サイトで確認してほしい。
- 受講料に含まれるもの: 教材費、eラーニング講座(オンライン動画・確認テスト)、資格申請料、消費税
- 別途かかる費用: 受講期間の延長申請料(1期=3ヶ月ごとに5,500円税込)、再試験の事務手数料(5,500円税込)
- 標準学習期間: 最大3ヶ月間
- 資格維持費: 協会の個人会員として、初年度は年会費が免除され、2年目以降は年会費(7,000円、不課税)が発生する
- 合格基準・合格率: 公式サイトで確認できなかった。受験を検討する場合は公式サイトで確認してほしい。
4. 向いている人
- 忙しい毎日でも、自分や家族の食卓を健康的に整えたい人
- 不規則になりがちな食生活を見直したい人
- 栄養バランスだけでなく、食材選びや調理法、献立づくりまで幅広い視点でアドバイスできるようになりたい人
- 病院、福祉施設、学校、料理教室など、食に関わる仕事をしている、あるいはこれから関わりたい人
一方で、国家資格としての肩書きを重視する人や、合格率・出題形式まで細かく把握してから申し込みたい人は、公式サイトで最新情報を確認したうえで検討するとよい。
5. 申し込み
「食生活長寿アドバイザー」の資格取得を検討するなら、日本統合医学協会が運営する講座から申し込める。受講料には教材費・eラーニング講座・資格申請料・消費税がまとめて含まれており、別途受験料を用意する必要がない点が申し込みやすい。