概要
伝え方コミュニケーション検定は、一般社団法人日本ライフコミュニケーション協会(JLCA、東京都千代田区)が認定する民間資格である。講座は株式会社ジェイ・バンが提供しており、同社代表の稲場真由美が16年間・のべ12万人の対人コミュニケーションデータをもとに体系化した「性格統計学」がベースになっている。
性格統計学では、人の思考タイプを初級で「希望型」「慎重型」の2タイプに、中級では「ビジョン」「ピース」「ロジカル」の3タイプに分類する。相手のタイプに応じて言葉の選び方や伝え方を変える、という考え方を学ぶのが特徴だ。
級構成は初級・中級・上級の3段階。本記事で扱う2つの講座は「初級のみ」と「初級・中級をまとめて学べるセット」で、上級は対象に含まれない。試験はいずれもWeb上の選択式で、その場で合否がわかる。運営元によれば、フジテレビの情報番組や文部科学省の調査研究事業(教員向け)で取り上げられた実績があるという。
メリット・デメリット
メリット
- 相手のタイプ別に伝え方を変えるという、他の一般的なコミュニケーション系資格にはあまり見られない切り口で学べる。
- 初級は動画140分・選択式10問の試験で完結する設計になっており、短時間で取得を目指せる。
- 初級講座には30日間の全額返金保証が用意されている(検定合格の手続き後は対象外)。
- 試験はWeb上で受験でき、その場で合否がわかる。初級は追加費用なしで2回まで再受験できる。
デメリット
- 初級単体では中級で扱う3タイプ分類までは学べない。中級の内容まで学びたい場合はセットを選ぶ必要がある。
- 初級中級セットは33,000円と、初級単体の13,200円に比べて費用が大きく上がる。
- 初級中級セットに返金保証があるかどうかは公式サイトの記載が定まっておらず、申込前に公式サイトで確認したほうがよい。
- 上級講座は今回の2案件には含まれていない。上級の内容や履歴書への記載可否などは公式サイトで確認する必要がある。
料金・内容の比較
| 項目 | 初級のみ | 初級・中級セット |
|---|---|---|
| 料金(税込) | 13,200円 | 33,000円 |
| 学べる内容 | 7つの心理法則、性格2タイプ(希望型・慎重型) | 初級の内容に加え、3タイプ分類(ビジョン・ピース・ロジカル) |
| 動画時間 | 140分(5本構成) | 170分(15単元) |
| 視聴可能期間 | 公式サイトで確認 | 6か月間 |
| 試験形式 | Web受験・選択式10問、合格基準80点以上、その場判定 | 公式サイトで確認 |
| 再受験 | 追加費用なしで2回まで | 公式サイトで確認 |
| 返金保証 | 30日間全額返金保証(検定合格手続き後は対象外) | 公式サイトで確認 |
| 支払い方法 | 公式サイトで確認 | クレジットカードまたは銀行振込。分割払い(月々5,800円程度×6回)も選べる |
| 教材 | テキスト、性格タイプ診断(自身と3名分) | テキストPDF、性格タイプ診断(3名分)、合格証(中級合格時に発行) |
学習内容の重なりが大きいため、初級のみで基礎を確認したい人と、中級まで一気に学びたい人とで選ぶ講座が変わってくる。返金保証や試験の詳細など、2つの調査で表現が一致しなかった項目は、申込前に公式サイトで最新情報を確認してほしい。
向いている人
- まずは短時間・低コストでコミュニケーションの基礎を試したい人には初級のみが向いている。動画140分・試験10問というボリュームで完結する。
- 相手のタイプ別対応まで体系的に学び、中級資格の取得まで目指したい人にはセットが向いている。
- 子育てや夫婦関係、職場の人間関係など、身近な相手との伝え方に課題を感じている人にとっては、どちらの講座も基礎から実践的な内容までカバーしている。
- 履歴書に記載できる資格の取得可否は講座やタイミングによって扱いが異なるため、この点を重視する人は公式サイトで事前に確認しておいたほうがよい。
申し込み
まず基礎だけを手軽に押さえたい場合は、受験料込みで動画とテキストがそろい、30日間の返金保証も用意されている「伝え方コミュニケーション検定・初級」がおすすめだ。
中級までまとめて学び、中級資格の取得まで目指したい場合は、初級・中級の動画とテキストが一括で用意された「伝え方コミュニケーション検定・初級中級セット」を検討するとよい。